忍者ブログ
幻水5はネタバレしてます  byぷり
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
ぷり
性別:
女性
趣味:
手芸・ゲーム・お絵かき・カリグラフィー
自己紹介:
フリー素材のHPで幻想水滸伝5のアイコンを配布しています。
フリー
お天気情報
[41]  [40]  [39]  [38]  [36]  [35]  [32]  [31]  [30]  [28]  [27
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

リヒャルトが私の心にひっかかってきたのは、このセリフを聞いたからだった。

「……ボクはもしミューラーさんに裏切られても平気だけどな。
あの人、いつも殴るとか殺すとかそんなことしか言わないから」

これは、単にそう云ってみただけのことなのかな? 
ホントに裏切られたら平気なわけはないのではなかろうか。

そう思ったが、次にこうも思った。

それがホントだったらコワイ。

以下コワイ妄想なので隠す。



もしも、もしもだよ。
リヒャルト10歳が、自分を痛めつける父親をただ恐ろしがっているだけの子供だったら、まだいい。
それなら、自分の心の闇をまだ知らない、無垢な子供だから。

だけど、父親を憎んで憎んで憎んでいたら……。

どうなのかな? 毎日自分に理不尽な暴力を奮う父親がいたら、
怒りを感じないのかな?
自分の命を危険にさらす父親がいたら、まず自分の生命力が自分を守るために、吠え出さないのかな?
虫けらみたいに扱われたら、「僕は人間だ」って叫びたくならないのかな?
怒っても、叫んでも、無駄だとわかったら、辛いと感じるその感情自体を消してしまおうとしたりするのかな?

もしももしも、父親がそんなあつかいをしていたなら、
憎悪から、父親を殺すことまで考えつかないのかな?

そんなことを考えてしまう自分を恐ろしく思わないかな?

鬼の子は鬼だ、だから僕も鬼なのだ、みたいに思うかな?

寝ている父親を殺そうとしたことはあるのかな?

心臓をバクンバクンさせて、ナイフを持って、暗闇にたたずんで、

だけど、殺す勇気がなくて、

そしたら、そのうちに、心の中で父親を殺す想像をしはじめないかな?

父親に復讐をしたくて、できなかったら、
心の中で父親を殺すことで復讐をしたりしないかな?

それから、こう思わないかな?

「おまえが死んだら、笑ってやる」

そして、父親がミューラーさんに殺された時、こう思わないかな?

「おまえを殺したこの男を世界中で一番好きになってやる」


いやあぁぁぁああっ!
やめろ、俺の脳!


ペイッ。(考えをどこかに投げつける音)

こういうの考える自分の脳味噌がすごくイヤだ。
ミューラーさん、この女に金棒×10ヨロシク。

「……ボクはもしミューラーさんに裏切られても平気だけどな。
あの人、いつも殴るとか殺すとかそんなことしか言わないから」

↑これが悪いんじゃあ~~。ここから考えが発展したんじゃあ。


…………モニョモニョ。

おいらの脳味噌に住み着いた、このリヒャを育てていいですか?
でないと、おいらの心がモニョモニョだぁ。

リヒャルトは、育っていく中で、自分の負の面を全部ヴィルヘルムとミューラーの前で吐き出す場面があってほしい。

その時、大人たちは、それを受け止めてほしい。

そして、リヒャルトは、もうひとりの自分を受け入れることができるようになってほしい。

リヒャルトの笑顔は、そういうものをすべて突き抜けた笑顔であってほしい。

すべてを含めて「自分」。だからナチュラルでいられる。
そんなリヒャであってほしい。
だからこそ、自分の世界のすべてを、父親から切り離してくれた(心からも)ミューラーさんのことを、本当に好きなにったんだと思いたい。

(でも、これはあたちの心の中に生まれたリヒャだから、ほんとのリヒャはまた違うんだよね、エヘヘ)


とりあえず、ミューラーさん、おいらに金棒マジでガツンとよろしくね。きっついやつ。

あー、どこかのサイトにいって、明るてかっわいいーリヒャを見よーっと。
PR
忍者ブログ [PR]