もしもリヒャルトが……

さあ、今日もまた妄想の一日がやってまいりました。
今日の妄想は、これ。

もしも、リヒャルトが主人公だったら……？
（もう、アホかと……、この女）

以下、アホ振る舞い。

ミューラーさーん。

もしも、リヒャルトが主人公だったら……、

王子の傘下に入り、一緒に戦うリヒャルトおよび、リンドブルム傭兵旅団一行。
王子は、目的を果たし、最後の紋章の化身をやっつけた！（もうかよ！）
だが、ミューラー負傷、そして、死……！（イヤァーーーッ！）

半透明化した、ミューラーがなにやら話しかけてくるが、声は聞こえない。
「なんて顔してやがる、ボケ」とでも云っていそうな顔である。
そして、踵を返して、行ってしまう。

慌てて追いかけるリヒャルト。
しかし、けつまずいて転んでしまう。
失意に泣き崩れるリヒャルト。
その震える肩に、母親の優しい手がそっと置かれた。
……というのは気のせい。
突っ伏しているリヒャルトの頭を、こづく足が。
リヒャルトが顔を上げると、そこには、仏頂面のミューラーさんが。(ミューラー、二人？)
そのミューラーさんの後ろには、にこやかに笑っているフェリドはいずに、やはり仏頂面のミューラーさんが。（オイ！）
「コラ、なにやってんの？」
とでも云っていそうなサイアリーズの変わりに、ミューラーさんが。（オイ！）
彼の後ろには、ギゼル……じゃなくて、ミューラーさんが。（オイ！）
以下
マルスカール→ミューラーさん
ディルバ→ミューラーさん
パフラム→ミューラーさん
ザハーク→ミューラーさん
アレニア→ミューラーさん

たくさんの光とミューラーさんに囲まれるリヒャルト。

リヒャルトが、手をつかみ、現世に呼び戻した魂は……、
やっぱミューラーさんだった。
(ここで違うやつだったら、ウソやろ？)

リヒャルトの腕の中で、ゆっくりと目をあけるミューラーさん、ここはどこだ？　というような顔をしているよ。

「ミューラーさァん！」
抱きつくリヒャルトをこづいてミューラーさんが一言。
「ボケが」（ここまで来ても、まだ「ボケ」なんですよ、トホホ……というか、萌え～、というか。どっちだよ！）

レックナートは出ませんでした。

以上、ベストエンディングでした！

すみませんすみませんすみませんすみま……×１０００。
今回は、本当に、この女に金棒食らわせていいです。