自殺について１

自殺はいけない、と言うが、
私自身は「いい」のか「いけない」のかはわからない。

若い時分は、「その人の勝手じゃん？」と思っていた。
どっちかっていうと、肯定派。

でも、歳をとった今はというと、
「いけない」とは言わないが、
「いけない気がする」になった。

なんでかってーと、
もし自殺したら、
「今の人生をクリアできなかったので、
もう一度同じ設定の人生が待っている気がする」
からである。

ゲーム脳なのだろうか？

もう一つは、
「楽になろうと思って死んだ後で、、
もしも、もっと苦しい世界が待っていて、
後悔するハメになったらアホだ」
と言う気持ち。

それでもなお、未来の自分が、
死にたい気持ちになったら……、

未来の自分に、今言っとく。

死ぬのは、最後の最後でいいじゃん。
だったら、苦しむのは最後の最後でよくない？
それなら、死ぬ直前まで、気楽にすごしていればええやん。
人生は有限だ、無駄に、苦しむな。

あと、私に
「生きていてくれるだけでいいんです」
って、言ってくれた人がいることを忘れるな。
自分にも
「生きていてくれるだけでいい」
って人がいることもな。